尾野建築設計事務所の家づくり

プレセッターSU金物工法　5つの特徴
①強く、美しい構造体仕上がり

「プレセッターSU」は在来軸組工法と比べ、柱の断面欠損が少なく、あらゆる方向からの力に強靭に抵抗する仕口を実現。
一般の在来工法の2.0〜3.0倍の接合強度で、耐震性・耐久性の高い工法です。
また梁受金物全体が梁の内部に納まり、スリットが目立たず、あらわしの化粧梁にも適した美しい組み上げが可能です。

②スピーディな棟上げ工事

プレカット会社で木材に金物がセットされて現場に納品されるため、現場では梁側に取付けられたドリフトピンを柱側の梁受金物にアゴ掛けするだけ。
金物本体のエンボス穴やつぶし加工、金物変形防止の折込部により、木材のスリットへの差し込み作業もスムーズで、
高い組み上げ精度が確保できます。

③本体価格 ※50％削減 ※梁受金物のメーカー希望小売価格

ワンピース型に小型化・軽量化したことで本体価格が従来のプレセッターから半額になりました。
またドリフトピンの数を減らすことにより大幅なコストダウンに成功しました。さらに従来品同様、運搬費、廃材処理費も抑えることができます。

④周辺環境に配慮

ワンピース型でコンパクトな「プレセッターSU」なら、荷かさが小さいためトラックの搬入回数が少なく、周辺への交通の妨げも少ない施工が可能です。
またスピーディな棟上げによりクレーン等の騒音も短時間に抑えられます。

⑤環境にやさしい

金物材料本体は６価クロムを使用しないＺ27クロムフリー鋼板を採用しています。

剛床工法（＝根太レス工法）と一般的な根太工法の違い

根太工法とは 厚さ12㎜の床下地合板を受けるために、45✕45mmの部材（根太）をピッチ303mm毎に設ける床組みです。
剛床工法とは、根太を設けずに床下地合板を厚くして、直接梁材に留め付ける床組み工法で、
根太工法に比べ地震や台風時に発生する水平力に対して強く、別名根太レス工法とも言います。
【剛床工法の場合の施工基準】
床下地合板の品質は、JASに適合する構造用合板で、厚みは24mm以上を使います。
床下地合板は、四周辺を床梁に直接乗せ、N 75釘で間隔 150mm以下で平打ちとして梁に留めつけます。

ハイブリッドビームの特性

｢ハイブリッドビーム｣は曲げ応力負担の大きい外層部に強くてたわみにくいベイマツを使用し、
内層部には軽くて粘りのあるスギを使用し両材種の優れた特性を組み合わせた日本で初めてＪＡＳ認定を
取得した新しい構造用集成材です。